メモ帳

恋の何歩か手前

ロマンチックなのかもしれない

子供の名前、候補が2つあって決めかねていた。

どちらにも違った良さがあって、どうしてもどちらか一方を選択することがなかなか難しかったのだ。

それは妻も同じみたいで、何度も2人で相談しては2人でウンウン唸って「また次会ったときにきめよっか」となる。

でも、今日、シャワーを浴び終えて脱衣所で体を拭いているときに、「あ、こっちだな」と、何かお告げみたいなものが降ってきた気がした。

タオルで体を吹きながら実際に声に出して名前を読んでみたときに自分の中でカチッと決まった気がした。

それから、もし候補の内のどちらかが自分の名前になるとしたら、という想像もしてみたのだけど、それがダメ押しにもなった。

明後日、妻と会うのでそのときに話してみようかと思う。

とても良い名前なんじゃないかな。

 

 

らっきょうを買って帰った。

美味しい。久しぶりに食べた気がする。

らっきょうって買わなかったなあ。

 

 

ジブリ音楽のピアノ演奏をipodで聴きながら帰ったら、物語の中にいるみたいで良かった。いつもの夕暮れといつもの街がロマンチックに感じる。

本当はいつもロマンチックなのかもしれないけれど、生活が邪魔をして霞んでいるのかもしれない。そうしないと人はロマンチックから帰ってこれなくなって、まともじゃなくなってしまうから。

いや、でも、実は生活自体がどうしようもなくロマンチックで、どこからがまともで、どこからがまともでないかは、もう誰にも分からなくなっているのかもしれないね。