メモ帳

恋の何歩か手前

明日の"楽しみ"は今日の夜くらいから始まる

寿司が好きだ。

好物は何?と聞かれると以前までは困っていのだけど、今では迷わず「寿司」と言える。いつからそうなったのかは忘れた。昔から好きだったような、最近好きになったような。

帰りにスーパーに寄って寿司を買った。臨月の妻が実家に帰ってからというもの、冷凍や即席麺などで凌いでいたのだけど、さすがに飽きた。

しかも、ここ最近は連勤でちょっと心が荒んでいたので、自分の機嫌をなおすためにも好きなものを買おうと思い立って。

だから、スーパーに着くまでは何を買おうとか決めないで食べ物を前にしてからワクワクするようなものだけを手に取るようにした。

寿司、サラダ、唐揚げ、丸ごとバナナ、メンチカツパン、以上がカゴに飛び込んで行った選ばれし者たち。

途中、何度か危なく"値段"や"健康"を意識しそうになったのだけど堪えた。

そうじゃない、ドキドキしてワクワクするものを探しているんだから。

とは言っても安いもので、渡されたレシートを見て「スーパーって凄いな」と再確認できた。

寿司は美味い。割引シールが貼られたパック寿司でも、ひとときの幸せを味わうことができる。

妻が帰ってきたら宅配でもうちょっと高いやつを頼んで一緒に食べようと思う。

 

 

明日は休みだ。

今日の日記に明日の楽しみを書くのはちょっとナンセンスだけど、明日の楽しみは今日の楽しみでもある。そういうことにしたい。

明日の楽しみは、今日の夜くらいから始まるもので、それより前から楽しみにしてしまうと待ちくたびれてしまうので体に良くない。

 

 

スーパーで買った丸ごとバナナ、これから食べる。

これから起こりうる楽しみを先にブログに書いてしまうのは美学に反するのだけど、これから起こる楽しみはまさに今の楽しみでもあるのだから、とりあえずもう食べるので、この辺で終わります。