メモ帳

恋の何歩か手前

走って挽き肉をレジまで持って行ったことは死ねばどうでもいいことになる

今日、スーパーのレジで、会計の途中に挽き肉を買い忘れたことに気付いて、「ちょっと待ってください!」って店員さんに言って、走って持ってきて、滑り込みセーフ(空いている時間だったので、後ろに並んだ人はいなかった)。

帰り道、自転車を漕ぎながら、売り場まで走って挽き肉を取りに行って、また走ってレジまで戻ったことを思い出しながら、でも、もし今、車に轢かれて死んでしまったら、一所懸命に走って挽き肉を買ったことは別にどうでもいいことになってしまうな、と思った(なぜなら一所懸命になって買った挽き肉を使った料理を作れなくなるからだ)。

悲しいけど、死んでしまえば、どうでもいいことになってしまう瞬間を生きているんだな、と思った。

それだけ。